機器分析およびその他分析に携わる技術系職員が、技術研究発表ならびに討論を通じて技術の研鑽と向上を図り、さらには相互の交流と協力により技術の伝承を行うことを目的とする。
2023年9月7日 (木)・ 8日 (金)
熊本大学 黒髪キャンパス南地区 工学部2号館および工学部百周年記念館
5,000円 ※振込み期日 (2023年8月18日)
12:00 ~ | 受付開始 | 工学部2号館1階 |
13:00 ~ 13:15 | 開会式、諸連絡など | A会場 (工学部2号館 223) |
13:15 ~ 14:00 | 特別講演1 | A会場 (工学部2号館 223) |
14:10 ~ 14:40 | 特別企画1 | A会場 (工学部2号館 223) |
15:00 ~ 16:30 | ポスター発表 | ポスター会場 (工学部百周年記念館) |
16:40 ~ 17:40 | 地域代表者会議 | D会場 (工学部2号館 231) |
19:00 ~ 21:00 | 情報交換会 |
瞬間的ではあるが非常に大きな力(電力)を有するパルスパワー。 大電力であるがゆえに、電気エネルギーのできる仕事の幅(応用先)が広がります。 短時間であるがゆえに、最小のエネルギーにて仕事を完遂出来ます、即ち、省エネ技術です。 繰り返し印加であるがゆえに、パルスとパルスの間にある隙間時間をも制御パラメータとなります。 このような特徴を持った電気エネルギー「パルスパワー」は、高電界、大電流、強磁界、放電、プラズマ、衝撃波などへエネルギーを変換することで様々な効用・効果を発揮します。 本発表では、パルスパワーについて紹介するとともに、その刺身からコンクリート、リチウムイオン電池などへの適用例について紹介いたします。
走査電子顕微鏡(SEM)は1965年に商品化され、まもなく60年を迎えます。この間、SEMの機能や性能は、市場ニーズを実現するために飛躍的に向上しました。特に低加速電圧領域の高分解能化は、試料表面の微細構造を無処理で可視化することが可能となり、様々な分野で材料開発の解析ツールとして利用されております。さらに現在では、ユーザーのSEM観察ワークフローを自動でサポートする機能も付加され、大量のデータ取得が無人化されております。今回は、この様なSEMの進化と現状について紹介いたします。
9:00 ~ 09:30 | 特別企画2 | A会場 (工学部2号館 223) |
9:30 ~ 10:00 | 特別企画3 | A会場 (工学部2号館 223) |
10:10 ~ 10:55 | 特別講演2 | A会場 (工学部2号館 223) |
10:55 ~ 11:10 | 次期開催案内 | A会場 (工学部2号館 223) |
11:20 ~ 12:20 | 口頭発表1 | B会場、C会場 (工学部2号館 221、222) |
12:20 ~ 13:30 | 休憩 | |
13:30 ~ 14:30 | 口頭発表2 | B会場、C会場 (工学部2号館 221、222) |
14:40 ~ 16:00 | 口頭発表3 | B会場、C会場 (工学部2号館 221、222) |
16:00 ~ | 閉会、諸連絡など | A会場 (工学部2号館 223) |
透過型電子顕微鏡(TEM)は試料の微細構造を解析、分析することを目的とし、様々な分野で用いられおります。また球面収差補正装置を搭載する事でTEMの空間分解能を飛躍的に高めることが可能であり、近年、原子スケールでの材料解析が盛んに行われております。
本発表では、球面収差補正装置を備えるTEMであるJEM-ARM200Fを用いた分析、解析事例を紹介します。また、近年注目されている分割型検出器を用いた解析事例を合わせて紹介いたします
有機化合物構造解析の3種の神器筆頭に数えられるNMRは、有機化学に無くてはならない分析機器です。日本電子の最新型NMR装置JNM-ECZルミナスは、NMRの感度を飛躍的に向上させる新技術を備えるだけでなく、これまでの標準構成の装置では測定できなかった、3重共鳴測定を手軽に可能とします。また近年注目度の高いED(電子回折)やXRDによる単結晶構造解析と固体NMRを組み合わせた、有機構造解析の新しい世界についてご紹介します。
わが国は世界有数の火山国で毎年のように噴火が起こっています.とくに九州には多くの活火山が存在しており,火山研究者は噴火発生直後から現地調査を行います.私たちが火山周辺の噴火堆積物から何を読みとるのか,採取した試料の顕微鏡観察や化学分析から何を解き明かすのかを説明します.また,将来のわが国で必ず起こるであろう超巨大噴火の予測に向けて,現在の火山学が取り組まなければならない課題についても紹介します.
これからの機器・分析分野をになう若手技術職員に研究会の参加費および参加旅費を助成します。
若手技術職員に参加していただき、研究会の参加の機会、発表、経験を重ね、また多機関の技術職員とネットワークを広めていただきたいと考えています。
詳細につきましては、募集要項、申請書が下記になりますのでご参照ください。
なお、既に参加登録済みの方も申請可能です。
本助成金は協賛企業様からの広告収入を財源とさせていただいております。協賛いただいた企業様には厚く御礼申し上げます。